コンデンサーについて

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脱毛機ネクステには大型コンデンサが3本入っています。

皆様も名前は聞き慣れなくても形は見たことあるかと思います。

基盤についてる黒いやつですね。コンデンサは電気を蓄えることができます。

100Vの電圧でも常時コンデンサーの中に電気を蓄え、使用する際に放電して強い力を出すことができます。


似たような構造のものですとカメラのストロボなどです。
大量の電気を溜め込み、要所要所で使うことで
家庭用電源でも活動できて、10A~程度の電気量で足りるようになります。

身近なもので例えると・・・

空気を入れて飛距離を伸ばす水鉄砲が一番たとえとしてわかりやすいと思います。

通常の電気=水

コンデンサーによる電荷=空気
という形です。

併せて使う事で飛距離(出力)を強くする。という仕組みです。

コンプレッサーについて


脱毛器で採用されている冷却方式がおおまか以下の通りです。

・風冷式(ファンを動かして排熱して冷却するシステム)

・水冷式(冷却液を循環させる)

・ペルチェ素子+風冷式

ですが、

ネクステは詳細にいうと風冷+ペルチェ素子+水冷を採用しています。

風冷式

エアコンを冷房にしているときの室外機か風冷式で一般に扱われているかと思います。

熱を風で排熱するという一番原始的なものになります。

ネクステでは内部に熱がこもらないようについています。

ペルチェ素子

ペルチェ素子とは冷蔵庫の冷却に使われたり、

パソコンのCPU周辺に使われているものです。

小さいパーツですが冷却機能と静音に優れています。
排熱が間に合わないと壊れてしまいます。

急速に冷やすため、ハンドピースに使われています。

水冷式

水冷式は車のエアコンや、デスクトップパソコンなどに使用されている機能です。

ハンドピースについているペルチェの素子の冷却機能をフルに活用するため、巡回させて使っています。

コンプレッサーの性能が高いと冷却能力も強くなります。

これらを組み合わせたのがネクステです。

・ハンドピースの冷却能力をペルチェ素子を使って冷却(冷蔵庫)

・ペルチェを水冷でスピード冷却(エアコン)

・脱毛機の基盤を風冷で冷却(室外機)

という対応を行っています。

高性能コンプレッサーを取り入れる事により、ペルチェの冷却効率を上げ、急速な冷却を可能としています。